Exhibition
REIKO TSUJI
All is Love
Opening Reception February 1(Sat),2-5PM
辻 梨絵子個展「All is Love」
会期:2025年2月1日〜2月16日
「All is Love」は、ジェンダー平等とクィアな人間関係について言及したビデオインスタレーション作品である。
作家自身が手縫いで制作した8体のぬいぐるみたちが、様々なジェンダーアイデンティティやセクシャリティを持つ人々のアバターとなり、愛や繋がりについてディスカッションを行う。
性別などから期待される役割やステレオタイプを見直し、より居心地のよい他者との関わりを築くための思考の場を鑑賞者に提供する。
辻梨絵子 Rieko Tsuji
1991年東京都生まれ。東京都を拠点に活動。
2019年東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻修了。
在学中にチューリッヒ芸術大学(2014年)、バウハウス大学(2017年)へ交換留学。
これまでYale Union(2019年・アメリカ)、Arteles Creative Center(2016年・フィンランド)などにてレジデンスプログラムに参加。
対話やインタビューをもとに、人々の多様なつながりについてリサーチし制作を行っている。近年は養子縁組やゴッドペアレント制度など、血縁関係のない家族の在り方についてのプロジェクトに取り組む。主な展覧会に、「微粒子の呼吸」(2024、トーキョーアーツアンドスペース本郷)、「ピカたちの結婚」(2022、soco1010/東京)など。