Exhibition
YUSHI DANGAMI
Still dreaming of Earth
December 12, 2024 – January 01, 2025
Opening Reception December 21(Sat), 2-5PM
團上祐志個展 「まだ、地球の夢を見る」
目に見えないものと手を繋ぐ
團上の壮大なビジョンは、宇宙、自然、生態系、そして人類の進化に焦点を当てている。
彼のアートは、ミツバチと植物の受粉の相互作用を「目に見えないものとのつながり」として表現している。そして、宇宙生命のサイクルと回復力(恒常性と変容性)を体現している。
特にエコシステムに注目し、「システム」の源である「調和」の重要性を強調している。
例えば、今回の展覧会のテーマである「受胎告知」は、永遠と儚さへの訴えであり、古代の画材である蜜蝋を作品に使用することは、死と再生、宇宙と生命、物事の本質的なありのままのつながりの神聖さへの敬意と賞賛を表現している。
アーティストの作品は、環境問題や社会の持続可能性に対する意識の表現でもある、自然と社会の構築を促し、目に見えないつながりを私たちに直接見てもらうことを目指している。
自然と人間の共生を追求した結果、抽象的な表現で作品を創り続けている。
團上祐志 Yushi Dangami
日本の東京を拠点とする多分野で活動するアーティスト。
武蔵野美術大学で油絵を専攻し、絵画、インスタレーション、詩、ソーシャルプロジェクトなど幅広い表現活動を展開。
宇宙、歴史、生態系の回復の視点から、近年は蜂の巣をマテリアルにした取り組み、蜂と人類の古代からの関係に着想を得た作品を制作している。日本のサムライをルーツにもつ彼は、歴史的ルーツと現代的ビジョンを融合した作品で高い評価を受ける。起業家として、主催するサロンやアーティスト・イン・レジデンスなどを通じて、学際的な対話を促進し、伝統と革新の架け橋として活動している。